洗濯物を干すのが、昔から苦手です。
洗うのは平気。畳むのも、まあ平気。
でも干すのだけは、どうしても好きになれませんでした。
そんな私が、いま毎日いちばん頼りにしているのが、ガス衣類乾燥機の「乾太くん」です。

築43年の中古住宅をリノベーションして引っ越したときに導入して、1年とすこし。
7人家族の洗濯が、どう変わったのか。
良かったことも、良くなかったことも、正直にそのまま書いておこうと思います。
これから入れようか迷っている方にいちばん役に立つのは、たぶん「良くなかったこと」の方だと思うので。
導入前は、コインランドリーに駆け込む毎日でした
前に住んでいた家での話です。
とにかく、干しきれませんでした。
7人分の洗濯物は、干す場所が足りません。
乾ききるまでは次のものを吊るせないので、洗濯が終わらない。
そのうちに、使っていた洗濯機の乾燥機能まで動かなくなってしまいました。
そこからは、コインランドリー通いです。
タオルを抱えて車に積んで、乾くまで待って、また持って帰る。
「もう乾かない、干せない、でも乾かない」——そう思ったら、2日分ためて洗って、まとめて乾かしに行く。そんな回し方をしていました。

いま振り返ると、あれは洗濯というより、洗濯に振り回されていた時間でした。
引っ越しのタイミングで、思い切って乾太くんを入れることにしたのは、洗濯機の乾燥機能が使えなくなったこと、そして単純に「このままだと手間が減らない」と気づいたからです。
家全体のリノベーション工事と同時に設置したため、工事費が参考にならないかもですが..
我が家の場合、本体(155,000円)+工事費(50,000円程度)=205,000円程度でした。(ここは設置状況によりそうです)
初めて使った日、思わず「早っ!」と言いました
我が家が使っているのはRinnai 乾太くん(デラックスタイプ・9kg)です。
最初に回したときのことは、よく覚えています。
早い。そして、ふわふわ。
コインランドリーと比べたら、時間そのものは劇的に短いわけではないのかもしれません。でも、ちゃんと乾いた洗濯物が、家にいるだけで出てくる。
外に出なくていい。それだけで、こんなに違うのかと思いました。
「感動..!!!!」という言葉がいちばん近いです。
7人家族のリアルな使い方
1日に何回まわしているか
平均すると、1日2回。土日は3回、4回まわす日もあります。
1回に入れる量は、容量の半分くらいにしています。詰め込みすぎると洗剤や乾燥が行き渡らない気がして、そこは少し余裕をもたせるようにしました。
このあたりは我が家のやり方なので、正解かどうかは分かりません。でも半分くらいだと、仕上がりが安定します。
減ったのは「洗濯の時間」ではなく「移動の時間」でした
これは意外だったのですが、減ったのは干す時間そのものより、コインランドリーへの往復の時間でした。
持っていって、待って、また戻る。
あの一連がまるごと消えたので、体感では1〜2時間くらい。
洗濯の時間がざっくり半分ぐらいで終わるようになった感覚です。
空いた時間で、していること
前は手が回っていなかった「畳む」ができるようになりました。
あとは、子どもたちの相手をしたり、自分の仕事をしたり。時間が増えたというより、洗濯に奪われていた時間が、私のもとに戻ってきたという感じです。

正直なデメリット:縮みます
乾太くんを導入するいちばん大きいデメリットは「縮む」です。
素材によっては、かなり縮みます。
なので我が家では、乾太くんに入れるものを最初から決めています。
- タオル
- パジャマ
- 肌着
- 靴下
要するに、「縮んでもいいもの」だけ。
おしゃれ着や、大事にしたい服は入れません。
全部の洗濯物を放り込めば終わり、という機械ではないので、そこは分けて考える必要があります。
「洗濯物を全部まとめて楽にしたい」と思って導入すると、ここでがっかりするかもしれません。
おしゃれ着や縮ませたくないTシャツなどは、室内物干しワイヤーにかけて干しています。
よければこちらの記事も見ていただけるとありがたいです↓

音は、私は気になりません
回っている音はしますが、生活の邪魔になるほどではないと感じています。
洗面所に設置していることも気にならない大きな要因かもしれません。
このあたりは設置場所によると思うので、参考程度に。
お手入れは、拍子抜けするくらい楽です
これは正直、うれしい誤算でした。
壊れるまで使っていたドラム式洗濯乾燥機は、乾燥部分のお手入れが大変でした。
フィルターが奥まっていて取りにくくて、掃除のたびに気が重かったんです。
乾太くんは、そこがとにかくラク!
お手入れが面倒で使わなくなるということは、たぶん起きないと思います。

ひとつだけ、確認しておけばよかったこと
我が家はプロパンガスです。(田舎なので!)
導入するとき、ガスの料金プランについて調べておけばよかったと思う人が、もしかしたらいるかもと思います。
都市ガスだと乾燥機向けのプランがあることを、あとから知りました。
都心や街なかに住む人ほど、乾太くん導入にはメリットが大きいと思います。
とはいえ、買ったこと自体を後悔したことは一度もありません。それ以上のメリットが大きすぎるので。
実は、洗濯機選びの自由が増えました
これは導入してから気づいたことです。
乾太くんがあると、洗濯機に乾燥機能を求めなくてよくなります。
つまり、ドラム式を選ばなくていい。
「たくさん洗える縦型」を選べるようになりました。
大家族にとって、これはかなり大きいことです。
一度にたくさん洗えて、乾燥は乾太くんに任せる。
縦型の洗濯機を使っている方とは、特に相性がいいと思います。
どんな人に向いていて、どんな人に向かないか
- 共働きで、洗濯にかけられる時間が限られている
- 干す場所が足りていない
- 家族の人数が多い
- 洗濯物の仕上がりに、細かいこだわりがない
- 素材や仕上がりにこだわりがある
- おしゃれ着を含めて全部まとめて乾かしたい
もし友人に「うちも入れようか迷ってる」と言われたら、私はこう答えると思います。

洗濯にこだわりがなければ、絶対入れたほうがいいよ!
いまでは、我が家の「洗濯担当」です
乾太くんは、家の中でどういう存在か。
考えてみたのですが、いちばんしっくりくるのは「洗濯担当」という言葉でした。
以前は、洗濯が一日の最優先事項でした。
天気を見て、干す場所を確保して、乾く時間から逆算して動く。洗濯を中心に一日が組み立てられていました。
いまは、そうではありません。
「最悪これで回せばいいから、後回しにしてもいいかな」と思える。
洗濯の時間を、一日のどこに持ってきてもいい。
家事がひとつ減ったというより、一日の組み立て方が自由になったというのが、いちばん近い気がします。
派手な変化ではありません。でも7人分の洗濯を回している毎日にとっては、これがいちばん大きい変化でした。

まとめ
- 干す時間より、コインランドリーへの往復がまるごと消えたのが大きい
- 1日平均2回、土日は3〜4回。1回の量は容量の半分くらい
- 素材によっては縮むので、入れるものは選ぶ必要がある
- お手入れは想像以上に楽
- 縦型の大容量洗濯機と組み合わせられるのが、大家族には効く
- 買ったことを後悔したことは、一度もない
古い家に7人で暮らしていると、暮らしを回すための道具の良し悪しが、そのまま毎日の余裕に直結します。
乾太くんは、うちにとっては当たりでした。



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